AWS認定クラウドプラクティショナー受験記2020年8月[勉強方法]

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AWS Certified Cloud Practitioner[CLF-C01](AWS 認定クラウドプラクティショナー)を受験してきましたので、学習方法や難易度などを振り返ります。
また、利用した教材と学習のモデルケースを紹介しています。
受験ブログは多く公開されていますが、同じような立場の方の参考となればと思い記録しています。

もくじ

受験者の特徴

  • SIer3年目
  • 業務でのAWS利用経験*あり(4か月程度)
  • AWS以外のクラウド基盤の利用経験ほぼなし
  • AZ-900取得

業務でのAWS利用経験*
以下のサービスを利用し、サーバレスWebアプリケーションを構築していました(4か月程度利用)。
IAM、CloudWatch、Lambda、S3、API Gateway、VPC、CodeCommit

利用経験のあるサービスの基本的な機能と、AZ-900程度のクラウドプラットフォームの知識はあるというような状況から学習を開始しました。

学習方法

AWSの無料のEラーニングUdemyの問題集および書籍を利用しました。
学習のために実際のAWSサービスの利用はしていません。

Eラーニング:AWS Cloud Practitioner Essentials (Second Edition)

無料で受講できるAWSのEラーニングです。
英語ですが、字幕が用意されています。
すべて受講すると4.5時間ほどかかります。
私は時間がなく序盤の半分ほどしか受講できませんでしたが、時間がある場合には学習の最初にすべて見ておいたほうがよい内容です。
出題範囲のほとんどすべてのサービスを体系的に学習できます。
カリキュラムのリンク

Udemy:この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

試験の問題集で、基本レベル、応用レベルと難易度高の3つの区分に分けられた演習テストで構成されています。
基本と応用レベルの問題を90%以上正答できるレベルを目指します。
応用レベルの問題は本試験よりも難しい内容でした。
高難易度の問題は見ていませんが、試験に合格するためには基本と応用レベルで十分です。

※Udemyでコースを購入する場合、頻繁に実施されているセールのタイミングを狙うことで費用を節約できます。
コースのリンク

書籍:AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト教科書

AWSソリューションアーキテクトの教科書です。
クラウドプラクティショナーの教科書ではありませんが、出題ポイントが押さえられており、本試験でも適している参考書です。
全ページを流し読みして、掲載されているすべてのサービスの概要を説明できるようにします。
書籍のAmazonリンク(*アフィリエイトリンクです)

学習のモデルケース

学習は下記の順番と時間配分で実施するのをおすすめします。
基礎的な資格ではありますが、サービスの名称や内容についての知識問題が多いため、1週間程度で学習計画を立てると安心して本試験に臨めると思います。
スケジュールを圧縮することで、2日間で学習することもできます。

1.Eラーニング(4.5h)
 すべてのモジュールを受講します
2.Udemy問題集(8h)
 基礎と応用レベルを90%以上解けるまで
3.書籍(6h)
 説明できないサービスがなくなるまで

AZ-900と比較して

クラウドプラクティショナーはAWSの基礎的な認定資格です。
同様にAzureの基礎的な資格でAZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)があります。
AZ-900も受験していたため比較をすると、クラウドプラクティショナーのほうがサービスのより詳細な内容を問う問題が多く、難易度は比較的高かったです。
そのため試験直前に慌ただしく学習に追われることとなりました。

試験結果とスコアレポートはいつ届くか

クラウドプラクティショナーはCBT形式の試験で、試験終了後すぐに合否が画面に表示されます。また、点数やセクションごとの評価などの試験結果詳細(スコアレポート)は試験終了後最長5営業日以内にメールで届くとあります。(実際には試験終了後4時間程度で届きました。)

受験しての感想

クラウドプラクティショナーはAWSの基礎的な認定資格であり、サービスの内容について問う問題がほとんどです。知っているか知らないかの知識ベースのスキルが問われます。そのため学習方法としては書籍や問題集の反復学習が最適だと感じました。

また、受験環境について昨今のCOVID-19の状況により、AWSを含む各クラウドベンダの一部認定資格はオンラインで受験できるようになっています。
2020年8月時点ではAWSクラウドプラクティショナーはオンライン受験の対象で、Webカメラによる遠隔監視を受けることで自宅や職場での受験が可能です。
私はネットワークや機器のトラブルが心配だったのでローカルテストセンター(高田馬場テストセンター1)を利用しました。
高田馬場テストセンター1ですが、最近開設されたテストセンターのようで、内装が清潔でスタッフの方の対応もよかったので次回も利用しようと思います。おすすめです。

次はソリューションアーキテクトを受験しようと思います。

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